ご挨拶企業情報

私たちの本気と挑戦は、
お客様の満足度向上と同時に
従業員の夢の実現に
結びついていると思っています。

東京で加工業に従事していた父(取締役会長、生田目勝美)が福島県に帰郷し創業したのは1970年でした。自宅の一階を作業場に、ベンチプレス(卓上旋盤)1台で仕事をしていました。私は22歳の時に家業を継ぐ決意をし、父の手伝いをするようになりました。様々なお客様との貴重な出会いに刺激を受け、一大決心をして1990年、コンピュータによるプログラミングシステムを導入し自由曲線を有する製品を5軸マシニングで製作する流れを組み立てました。

アイディアはあるけれど加工手段がなく、または今の時代に最適と言える材料がなく、今日まで形にできなかった製品が世の中には山ほどあります。お客様の新しい要求は何なのか、最適な加工方法や保証方法や解析方法は無いのか、そうしたことを常に意識することは、製品化のお手伝いをする加工屋として必要なマインドだと思っています。家業から企業へと脱皮を図って、三次元試作加工への挑戦を始めたのも、お客様の「WANT」に変化が見られたからです。3年後、5年後に次世代技術として世の中に出るであろう製品作りのお手伝いを試作レベルでコツコツとできることは大きな満足感と達成感があります。アイディアを生み夢を見るのは「人」、形にするのは「技術」。企業理念にもあるとおり、それらが高次元で融合することが大事だと思っています。

私たちが蓄積した技能と技術を元に精魂込めて加工した製品がお客様に届き、そこでの好評価が新たなお引き合いにつながる。そういう無言の好循環を生み出すもの、それは「論より証拠」です。多くの言葉を尽くすよりも、試作品や製品のひとつひとつが雄弁に会社の実績と姿勢をアピールしてくれます。

私たちは「高品質」「短納期」「適正コスト」の3つをテーマに仕事に取り組んでいます。これらの付加価値の高い仕事を達成しつつ、個々の従業員の労働環境には最大限の配慮と有言実行を以て応えていくことで「人生も仕事も面白かった」と社員たちが将来語ってくれるような会社にしていきたいと思っています。

代表取締役社長 生田目將弘